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47.コンピテンシー、メタデータ管理

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 The Professional Playing Manager 社長は立派なプレイングマネージャ
  2009-12-17 No.47
   赤口         コンピテンシー
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仕事が良くできる人とそうでない人がいる、という見方があります。この仕事
ができる人の行動特性を“コンピテンシー”と表現されています。

と、簡単に書けるほど内容が浅いものではないこの言葉。

そもそも論としては、「できる人」の定義ってあるのでしょうか? 一般的
には、業績を上げている人、なのでしょうが、では“業績を上げている”という
ことは何で測るのでしょうか?

・・・営業マンなら売上高が見えますが、ではスタッフは業績を上げる事が
出来ないのでしょうか?

実際は、ものづくり現場でも、事務所においても実にモノゴトを良く考え、
行動している人物が存在するのは、現実としてご理解頂けると思います。

即ち、品質の高いものを効率よく作り出す技術とか、お客様から褒められるよう
な事務員の思いやりの行動など、それぞれの部署で“何か”を工夫して最終的に
顧客満足につながる行動をしているのです。

コンピテンシーというのは、売上金額が大きい、小さい、という数値そのもの
をみるのではなく、その職場職場で良い結果を出していると認められる“行動”
そのものに着目をすることなのです。
従って、コンピテンシーという考え方の活用目的というのは、

何が「仕事のできる社員」にしているかを明らかにすること。
  ↓
行動基準や能力評価基準にそれを活用すること。
  ↓
社員全体の行動の質をレベルアップしていくこと。
従来の評価基準は、「標準者」にスポットをあて、それより高い・低いという
見方をしていましたが、コンピテンシーの考え方は、「仕事ができる人」に
スポットを当てて、その行動特性を基準とするものです。
最後に申し上げたいことは、このコンピタンシーの活用によるゴールはどこ
にあるかということです。

そのゴールは『ノウハウやコツといったものの共有化を図ること』なのです。

そうです!先々号で取り上げた「ナレッジマネジメント」にこのお話は繋がる
というわけなのです。そして、これはとりもなおさず「企業のコア・コンピ
タンス」というものになっていくものなのです。
今回のテーマは、具体性に欠けているからよく分からん、という社長に申し
上げるとすれば「これは理屈ではなく事務員が、技術者が、皆が、あなたの
目の前で行っていること(事実)です。よ~く観察してください!」と。
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<メタデータ管理>
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メタデータとは何か、から始めますが、今回のテーマはIT分野でも専門性が
高いので読み飛ばしOKです。ユーザーの立場では深入り無用とも言えますから。

メタデータとは、一般的には「データそのものではなく、そのデータがどういう
データであるかを説明する為のデータもしくは情報」のことをいいます。

例えば、データベースのデータそのものでなく、データを格納(名前を付けて
保存)する時に“ファイル名、データの形式、作成者名、作成日、更新日など”
書き込んでいるのをご存知ですね?! それがメタデータというものです。

今回のテーマのメタデータは実際もっと範囲が広く専門的になるので割愛します。
(例えば、プログラム、画面、インターフェイス、ビジネスプロセス等)

とにかくこうしたいろいろのデータ、メタデータを含め、一括して“IT資産”
と捉えて、これらを見える化して管理して運用しよう、というのがざっくりした
言い方での「メタデータ管理」なのです。
要は、これから何がどうなるの?ということが大事なのですが、基本的には
ITベンダーそれぞれ固有の仕様で生成しているデータを共通に読む為の仕掛け
が必要となります。それを、メタデータのメタデータ化ということでメタメタ
データといいます。このメタメタデータの標準化が今後さまざまな種類のデータ
を一元管理する為には必須となります。
(この文章がメタメタかもしれませんが?!)

ま、そういう風にして、人種も言葉も違うような集まりの中で共通語を作り、
必要な時に必要な人を呼んで、プロジェクトを起こし、実行し、解散し、元の
場所に戻るようなことをしましょ、ということです。

5年後、IT資産やビジネス資産が一元管理されて、ビジネスの状況がリアル
タイムで監視可能となり、かつ、何か問題があればその原因となっているIT
資産までトレース可能となる時代になる・・・ということです。

ただし、実現には大きな課題が2つあります。
一つは、先ほど述べたメタメタデータがうまく生成できるか?
もう一つは、メタデータ管理が良いねという理解と同時に結果が出るまでの
先行投資が必要であるため、その決断をマネジメントが出来るか?

実現への道のりは遠いような気もします。ですが、今は、知識として知って
おいて頂ければ、と思います。

(参考:東洋経済新聞社刊:ITロードマップ2009年版)
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<まとめ>
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■コンピテンシーとは、仕事ができる人の行動特性を捉える事であり、その
 狙いは、企業としてのコア・コンピタンスの造成にある。

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<編集後記>
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コア・コンピタンスについては、次稿にて書きましょう。
最近、浮世の話のようなものが続いてしまって申し訳ないですが、ITロード
マップは後2回のご辛抱です。次回はきっと為になります。では良い一日を!!

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