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48.コア・コンピタンス、次世代検索技術

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 The Professional Playing Manager 社長は立派なプレイングマネージャ
  2009-12-18 No.48
   先勝         コア・コンピタンス
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コアコンピタンスとは、企業において核となる、競合他社が真似できないような
独自の強みのことで、「技術やノウハウ、資産、あるいは圧倒的な優位性を持つ
事業分野、さらにはブランドなど」のことをいいます。

ゲイリー・ハメルとC.K.プラハードがハーバード・ビジネスレビューVol.68
(1990年)へ共同で寄稿した「The Core Competence of the Corporation」
の中で「顧客に特定の利益をもたらす技術、スキル、ノウハウの集合である」
とし、
続いて彼らは、1994年に『Competing for the Future』を出版し、広く世界に
この言葉を知らしめたのです。この中でフェデラル・エクスプレスの事例、
自動車産業におけるホンダのエンジン技術、フォード買収前のボルボにおける
安全技術などが取り上げられています。

また、日本においては『コア・コンピタンス経営』(日本経済新聞出版社
1995年)によって更に広められていった概念だといえます。

業務というのは、研究開発・設計・購買・製造・物流・販売・保守サービスなど
に展開され、そのどこかあるいはすべてにおいて価値を付加していきます。そし
て、その付加価値ぁら利益をあげる事ができるわけです。

その利益を上げる強い部分を更に追及し、また利益を上げない弱い部分はアウト
ソーシングし、コスト削減や、業務強化を図るなどして、市場競争に勝つことを
するのが一般的な企業戦略であって、これを「コアコンピタンス戦略」とか
コアコンピタンス経営」と称し各企業がそれぞれ頑張っているところです。

一方、あまりにも経営や組織にとってコンピタンスが支配的になってしまうと
反って発展性が阻害され、硬直した組織になってしまう危惧もあることには
否めません。
そういう意味で、話をまとめてみますと、組織というものは常に学習し、成長
を図り、独自のコア技術・スキルを内内で磨くだけでなく、外部知識も取り入
れる柔軟性を持った能力を身につけることが重要だということです。

いったん築いた競争優位も、市場環境の変化とともに陳腐化する恐れもあるため
継続的な投資やコア・コンピタンスの再定義、新たな能力の育成などの努力も
欠かせないということです。
蛇足ながら、ベンチマーキングとコア・コンピタンス分析との比較をします。
アプローチの違いがはっきりしてきますね;

ベンチマーキング・・・・・「優れた他社を分析し、自社に足りないところを
              見習って 能力を高める」
コア・コンピタンス分析・・「他社にはない自社だけの強みを見つけ、それを
              さらに磨いて 能力を高める」
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<次世代検索技術>
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情報があふれる、いや益々増大している今日、インターネットの世界において
は、ヤフー・グーグルで代表される検索技術の向上によってかなり使い勝手が
便利になっています。

ところが、そのインターネットもハード技術が進むに従い、ご存知のように
テキストばかりではなく、画像、音声、動画のデータが急速に増大しています。

こうした背景もあって、先号でお話した“メタデータ”に頼らない検索技術が
必要となり現在登場してきつつあるところです。
意味の一致で検索するセマンティック検索(セマンティックとは、特定の表記
に捕らわれず、表現された意味に着目するという考え方)・・・これは2005年
に米国で設立、2008年にマイクロソフトが買収した企業であるPowerset社の
自然言語検索エンジンで
「イチロー選手の奥様は?(Who is Ichiro’s wife)」に対して「his wife
Yumiko」といった文字列を含む結果を上位検索にしています。

Foxmarks社は2006年設立のベンチャー企業・・・ここは検索対象の情報に意味
を補完して検索力を上げるもの。これは、ブックマークする人がタグや説明を
記入するそのキーワードを検索時に利用するというものです。したがって、この
欠点はブックマークしないものが外れやすい、ということです。

GazoPa社は2008年に設立した画像検索エンジンのベンチャー企業・・・画像から
そこに映っている商品の形や色に関する情報を取り出してその情報に基づいて
検索するサービスを提供しています。

以上はホンの一例で、現在、日本はもちろん、世界各国で群雄割拠のごとく、
次世代検索技術を研鑽中というところです。

ロードマップとしては、2009年までは特に大きな変化はなく、2010年以降
セマンティック検索に加え、感性検索という画像、音声、動画等からの検索
技術が一般化してくるでしょう。
更に、5年後には、音声認識技術、自然言語処理技術の発展に支えられ、会話
形式での検索サービスまで進むことも予想されています。

5年後の実現のための現実の壁がここにもあります。それは、検索される為に
必要なデータ、キーワード等がちりばめられていること、かつ、それが日々動く
ものでなく安定したものであること、等、事はそう簡単ではなさそうです。

・・・ですが、有名な社長ならホームページのトップに社長の顔写真とか
動画メッセージを載せるだけで、OKという時代になるんでしょうかね?!

時代の流れをこうした検索技術の中にでもくみ取る必要があります。それに
よって、今までのマーケティング、営業のやり方を変えねばなりませんから。
それも早い者勝ちカモ?!
(参考:東洋経済新聞社刊:ITロードマップ2009年版)
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<まとめ>
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■コアコンピタンスとは、企業において核となる、競合他社が真似できないよ
 うな独自の強みのことで、「技術やノウハウ、資産、あるいは圧倒的な優位
 性を持つ事業分野、さらにはブランドなど」を指す。ただし、これは、永久
 持続されるものではなく、常に再定義および能力向上を図る必要がある。

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<編集後記>
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今朝は、縦揺れから始まる大きな(と思ったら意外と震度は小さかったが)
地震がありました。先ず、思ったのは暖房の火をどうしようかと。次に思った
のは寝入ってるカミサンのこと。タンスが倒れたら、、、とか思うだけでは
何とも仕方ないのですが、いつも地震の時には、その順番で思いますね。
火事が地震の次に心配。。。何?。。。カミサンが一番でないのかって?
・・・ムム

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