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68.IT経営-続ホームページ、電子商店の課題

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 The Professional Playing Manager 社長は立派なプレイングマネージャ
  2010-1-11 No.68
   先勝 成人の日    IT経営-続ホームページ
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今日は、1977年創業、資本金1000万円、従業員数6名、売上約1億円という規模
の食品会社のお話です。

ここは、中小企業でありがちな“なんでもやります”スタイルの商品開発と販売
活動をしていました。折しも、ころはインターネットのはしりの時代。このイン
ターネットとやらに目を付けた社長が先ずはエライ!です。

ところが、実際この時期はホームページが、簡単に作れない時代だから、どうせ
やるなら思い切ってお金をかけて、と思い、プロに作成を頼んだわけです。

見た目は美しいものが出来あがったものの、売上も上がらず、商品の良さを
うまく伝えきれていない、と思った社長は、「これはへたくそでも自分たちの
手作りでやろう」と決心したわけです。

社史では、1999年9月にオンラインショップ開設、となっています。

この頃の社長は、ネットショップの活性化の為に様々な研修会に参加したり、
外部の専門家へ相談したり、と社業の為に勉強しながらいろいろなアドバイス
を受けていたのです。

その中で、ネットショップといえども、あれもあります・これもあります、
という総花サイトではなく、これにかけている!という専門サイトとするように
というアドバイスを受け、それから店構えを変えることにしたわけです。
その結果、ネットでの販売が月100万円、そして、200万、300万円と上がって
いったのです。社長は、振り返って、「もし、ネットでの販売に取組まなかっ
たら今の売上どころか将来の発展も期待できない会社になっていただろう」と
言います。

更に言えば、このショップを見て、ある大手関連食品会社からのアプローチが
あったそうです。これは小さな会社にとって、リアルの世界では考えられない
“とんでもない”ことなのです。・・・こうした予想もつかない良いことも
インターネットの世界では起こるわけです。
うまくいった理由の背景で表に表れない仕掛けがこの企業にもあります。。。
それは、

・お客様に商品をおくるとき、パンフレットとプレゼントを同封すること
・問い合わせには、たとえ叱責のメールであっても大切な意見として感謝の
 気持ちでひとつひとつ丁寧に返事をしていること
でも、やはり、社長がこのインターネットというITへの気づきをしたことが
一番。そして、自分でホームページを作ってやる!とまさにど素人が寝る時間
を削って勉強をして1カ月で開設にこぎつけた、この根性・やる気が何よりも
賞賛すべき点であろうかと思うのです。
インターネットはまだまだ走りだしたばかり。インターネットだけでなく、
いろいろなITという技術がどんどん変化しています。まだまだチャンス
はあります。

逆に、成功事例はいつまでも成功事例にはなりえないことでもあります。
他社よりも早く“気づき”、真剣に“やる気”になることが大切だということ
です。
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<電子商店の課題>
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“電子商店”という表現は、何故か懐かしい言葉になったようです。

インターネットを利用して、ホームページを見に来てくれた人に商品を販売
する、いわゆる“通信販売”という形態のひとつとして今やもう当たり前に
一般に理解されてきているからです。

利点は、開店コストが安い。店の建設費も、土地代もいらない。受注から商品
発送、入金までの仕掛けができれば、ある意味、誰でもできるものです。

ただ、良いところばかりではなく、問題もあります。

当然、ホームページを作っただけでは、砂漠の砂ツブの一つに過ぎないし、又
お客さんが来てくれないと、モノも売れません。だから、広告も打たねばなり
ません。この経費がかかり過ぎると儲けが減ります。広告のかけ方によっては、
何の効果も出ないこともあります。

モノが売れれば、発送するのですが、この物流経費もまた大きい負担です。特に
少額商品であればなおさらです。

モノがお客様に届けば届いたで、ホームページで注文したのと違う商品だ、と
クレーム。特に“色”に関わるものは大変。商品によっては破損・故障の問題
があったり、場合によっては人体に危険なものの取り扱いの説明書の問題、
違法だと思っていなかったものがそうでなかったり、いろいろ思いもつかない
リスクを背負う事もあります。

商品代金が回収できないケースもありますし、返品・返金に関わるトラブルも
あります。

WEBの世界ですから遊びやイタヅラ心で、誹謗・中傷をする輩もいます。
ウィルスが悪戯することも考えられます。
あえて、嫌なことを並べてみますと“やる気”も失せてきそうになります。
でも、リアルの世界でも同じようにいろいろな課題・問題がありますから、バー
チャルな世界も問題があって当然です。
電子商店もこうした壁を一つ一つ乗り越えていってイッパシの“お店”として
出来上がるものだと思います。

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<まとめ>
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■ネットショップは、今が最盛期ではなく、今後益々発展していくものと考え
 られる。ただ、次々と新しい技術が開発されていくITをうまく利用する
 工夫がより一層求められる。それは、今、出遅れている企業に与えられる
 チャンスであり、先行企業がノホホンとしてはいられないことを意味する。
 創意工夫はいつの世も必要である。

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<編集後記>
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今日は成人の日。40年前の自分は、松山で学生をしていました。当時は市民会館
に一人で行って粛々と式典に参加して、記念品をもらって下宿先に帰ったように
思います。振り返ってみますと、あの頃は、まだまだボーッとしてたんですね。
竜馬のように、日本を変えるぞ! まではいかずとも、やはり、何か“夢”
を持つべきでしたね。
スゴイものでなくても、「これは僕が一生かけてやりたいことだ」という気づき
というものを見つけたかったなぁ、と思います。
昔話をしても前に歩けませんから、これからの事を今は考えています。今日が、
僕の新しい成人の日と考えて気を引き締めたいと思っています。

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