失敗しても大丈夫、常に挑戦を!!
1968年にインテルをロバート・ノイス氏とともに創業したゴードン・ムーア氏は2001年の株主総会においてインテルの経営から離れることが決まった。
そのムーア氏、彼はたくさんの失敗をしてきたという。特に印象深いのが、ノイス氏の後を受けて最高経営責任者に就任して間もなく始めたデジタル腕時計事業。当時、DRAMの開発に成功して事業が波に乗っていた頃で、半導体の新しい用途だと気楽に始めた。3年後にムーア氏自身が撤退を決める時には1500万ドルの大赤字。日本を含め他社の低価格攻勢にしてやられたという。
これを教訓として、かなり長い間、このデジタル腕時計をムーア氏自身が身につけていたという。。。何故か?
『このような失敗は2度としないぞ!! と誓う為であった』。。。と、考えるのが普通の考え。ところが、彼は、違う。『こんな失敗だって出来たじゃないか、今の私たちは、ちゃんとリスクをとって挑戦しているだろうか?』
リスクを恐れてリスクを敬遠するようになっていく自分たちを諌める思いがそうさせていた、という。
企業は、放っておけばリスクを避けるようになる。その方が楽だから。そして、それが一番怖い道だとは思わずに。特にサラリーマン社長・経営者たちが一番陥るスキマである。自分たちの任期は無事に過ごせれば・・・そう思ってないだろうか?
無謀は避けたいが、何もしないで安心安全を求めるよりは良いと私は思う。
(本稿は、日経ビジネス:2001年7月30日号を参照した)
Posted in ビジネス訓. Add a comment
Previous Post: 「成功のコンセプト」三木谷浩史著