『ビジョンだけでは競争力は付かない。仕事の仕組みを工夫することが大事』これは、元花王会長:常盤氏の言葉である。企業には、夢・ビジョンが必要とはよく言われまるし、私自身もそう信じている。そして、経営者とお話する時は、先ず、これがしっかりしていないと経営がブレる、などとつい偉そうに言ってしまう。もちろん、否定するものではなく、危機を乗り越える時の原動力・推進力にもなるものでとても大切だ。常盤氏が気づいたのは、ある勉強会で老漢方医の話を聞いた時だそうだ。『局部が悪くなるのは、身体全体のシステムに変調をきたしているからである』・・・という考え方に、はたと気付いたということである。なるほど、部分から全体をみるのではなく、全体から部分を見るべきなのだ・・・と。 事業における「全体」というのはビジョンそのものでなく「仕組み」すなわち「ビジネスモデル」そのものをいうわけなのである。よくよく自戒すべき言葉である。

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